衣装デザイン賞を受賞!美しい映像に魅了される『華麗なるギャツビー』の世界

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こんにちは!今回はレオナルドディカプリオ主演の映画『華麗なるギャツビー』について。

目次

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『華麗なるギャツビー』

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引用元:www.hollywoodreporter.com

『華麗なるギャツビー』(The great Gatsbyは1925年に出版されました。
作者はスコット・フィッツジェラルド。
この作品は、彼の代表作であるとともに、アメリカの代表的な文学作品として知られています。

1922年の春、アメリカはジャズと禁酒法と乱れたモラルが漂い、人々が楽しさを追い求めていた時代。
ニック・キャラウェイという青年が、作家になるという夢を追いかけてニューヨークへやってきました。

ニックの家の近くには、貴族出身の富豪と結婚したいとこのデイジーが住んでいて、
そして隣には、なぜか豪勢なパーティを毎週開いているお城のような大豪邸がありました。

その城の主は謎に満ちた大富豪。その彼こそが主人公であるギャツビーでした。
この作品は、ギャツビーの半生をニックの語りで紐解いていきます。
なぜかギャツビーはニックに心を開き、自分の過去を素直に打ち明けてくれるのです。
それは、ニックが物静かな好青年で、そしてデイジーの従兄弟だったからでしょう。
ギャツビーは、かつてデイジーと恋仲でした
しかし、ギャツビーが戦争に行き、すぐに帰ってこなかったために、デイジーはその想いを秘めたまま、富豪のトムと結婚してしまいます。

引用元:thegrayhouseontheleft.blogspot.com

無事に戦争から帰ってきたギャツビーは、愛するデイジーを取り戻すため、酒の密輸などで短期間で巨額の富を築き、デイジーの家の灯りが湾の対岸に見えるお城を購入したのです。

引用元:thegrayhouseontheleft.blogspot.com

そして、ニックを介してデイジーと念願の再会を果たしたギャツビーは、一途な想いを伝えます。
ニックの家をデイジーのためにお花でいっぱいにし、緊張しながら待つギャツビー。

引用元:thegrayhouseontheleft.blogspot.com

夫トムの浮気に辟易していたデイジーは、ギャツビーにまた恋をしてしまいます。
しかしデイジーは純粋な女ではなく、愛人としてギャツビーをキープするだけでした。
ギャツビーの一途な想いとは裏腹に、天真爛漫で美人なデイジーは夫の不倫に悩みつつもお金のある生活を手放せなかったのです。

しかし、ギャツビーが望むのは、ずっと自分を好きでい続けてくれたデイジーだけ。
この多くを望みすぎることが、ギャツビーの一度は叶ったかのように見えた恋も夢も人生も、奪っていくことになりました。

かならずデイジーは僕の元に帰ってきてくれる。

そう信じて待ったギャツビーでしたが、不運が重なり悲しい最期を遂げます。
ギャツビーのことを最後まで見守っていたのは、唯一ニックだけでした。

そもそも、ギャツビーのパーティに来ている人々は彼の実態をなにも知りませんでした。
ギャツビーを囲むのは上流階級の幻想偽りの世界。
アメリカンドリーム、ロマンス、ゴシップという目に見えないものや、現実的に価値があるとされるお金に惹かれている人々ばかりでした。

一方そんな人々の中にいながらも、一途にデイジーという女性を想い続けるギャツビーはとても純粋でした。

そんな欲にまみれた人々の中で、一人純粋さを貫くギャツビーを見てニックが名づけたのが「華麗なる(The Great)ギャツビー」。
彼だけがあの中で価値のある人間だった、とニックが語ったのがこのタイトルになったのでしょう。

隅々までこだわった衣装やセット、一つ一つのシーンはまるでアートのよう。
1920年代の上流社会の贅沢な生活と、次々と出てくる華麗なファッションに魅了されます
最後は切ないですが、もう何度観たかわからないくらい奥深い作品。
アクションものでも見てるかのようにテンポよく進む構成で、あっという間に観終わってしまいます。

この作品は、作者のスコット・フィッツジェラルド自身の実体験をもとに書かれているのではないかと思います。
スコットは若いころ、陸軍で訓練中に出会ったゼルダと婚約しますが、
コピーライターとしての彼の生活力に疑問を抱いた彼女に婚約を解消されてしまうのです。
彼がベストセラーを出した後にゼルダと再会し結婚しますが、この作品にはその時スコットが感じた感情が映し出されているかのように感じます。

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まとめ

華やかで美しい世界に魅了されること間違いなしの映画。この機会にぜひ観てみてください!

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