知っておきたいムクナ豆の効果と効能 うつ、パーキンソン病やむずむず脚症候群に効く

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ヘルスケア

ムクナ豆を初めて耳にするという人は多いと思います。

今ではスーパーでも見かけませんが、江戸時代までは普通に流通していたものでした。

実はこのムクナ豆、あらゆる効果を発揮するスーパーフード。

今回はあまり知られていないムクナ豆の驚くべき効果と効能を詳しく紹介していきます。

目次

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ムクナ豆とは

引用元:mucuna

ムクナ豆のムクナという名称は学名に基づくブラジルでの呼び名で、江戸時代までは、日本でも八升豆(ハッショウマメ)として西日本を中心に各地で栽培されていました。(参考文献:いつも、そこに、ムクナ。和歌山)

歴史も長く紀元前から食用医療用に使われていて、アーユルベーダでは老年向けの強壮薬として使われていたそうです。

江戸時代以降にムクナ豆が消えた原因は、とても固い豆なため加工に手間取るからだと言われていますが、本当の原因は謎のままです。

引用元:那須ムクナ豆ファーム

八升豆という名は『八升とれる、非常に多収穫である』という意味で、その名の通り痩せた地でも生育可能で繁殖力旺盛

それゆえムクナ豆は、ジャックと豆の木のモデルとも言われています。

ムクナ豆から放出する化学物質は、雑草や害虫などを防ぐのに効果的だということがわかっています。そのため省エネでクリーンな農業ができるというで非常に期待されています。

また、イネ科の植物の成長を施す効果まであるそう。江戸時代は田んぼの周りに沢山生えていたそうですが、その効果を分かっていたからでしょうか。あの時代の人々は本当に知恵が豊かですね!

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ムクナ豆の効果や効能

ムクナ豆は、調べれば調べるほどすごいんです。今わかっている効果だけでもこんなにあります。

  • アルツハイマー
  • 老化・白髪防止
  • 更年期障害
  • パーキンソン病
  • むずむず症候群
  • 松果体の回復
  • 運動機能回復
  • うつ病
  • 糖尿病予防
  • 手足の震え
  • 疲労回復
  • 精力増進
  • スポーツ選手のパフォーマンス向上など

これだけ効果があるとは驚きです。

明治時代に駆逐されたのかと疑ってしまうほど、絶大な効果を持っています
こんなにすごい豆があまり知られていないのが不思議で仕方ないですね

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ムクナ豆に含まれる最強の物質《Lドーパ》

ムクナ豆に含まれる中で最も効果をもたらす物質は、Lドーパ(ドーパミン)です。

このLドーパ(ドーパミン)とは快楽ホルモンで、「気分の高揚」や「やる気」と「集中力」と「活力」に関わってくる、人間にとって欠かせない物質です。ムクナの葉や茎にもLドーパ(レボドパ)はあります(0.5%〜1%)。

それではこのLドーパを中心に、どのようにしてムクナ豆が効果を発揮するのか詳しくみていきます。

老化・アルツハイマー防止

ムクナ豆は他の豆に比べて飛び抜けて高い抗酸化性を持っています。

この抗酸化性が、タウタンパク質のリン酸化を抑制することでアルツハイマーを予防することがわかっています(参考文献:科研)

抗酸化性はアンチエイジングに繋がりますので、老化防止にもなります!

うつ病

何かに満たされたときに放出し、高い満足感を得られるホルモンがドーパミンです。このドーパミンが不足すると、鬱っぽくなり、やる気をなくし気力がなくなるのです。

ムクナ豆のLドーパを摂取することで、神経がリラックスし、イライラや不安が和らいで元気が出てきます。

うつ病でやる気がそぎおとされてる方はぜひ試してくださいね。

パーキンソン病

ムクナの効能の中でも特に注目されているのが、パーキンソン病です。

パーキンソン病は、ドーパミンという神経伝達物質が減少することで、手足の震えや筋肉のこわばりなど、運動機能に障害が現れる病気です。

「蝶のように舞い、蜂のように刺す」で有名なモハメド・アリは晩年パーキンソン病を患っていました。

芸術家として世界的に活躍していた岡本太郎さんも、パーキンソン病による急性心不全で亡くなっています。

大阪万博開幕1カ月前、太陽の塔の前でポーズをとる岡本太郎=1970年2月

このパーキンソン病の治療は、主に薬によるドーパミンの補充。「レボドバ製剤」という薬が、脳内でドーパミンに変化することで効果を発揮します。

Lドーパ(レボドパ)は、体内に吸収された後に脳内で神経電達物質ドーパミンに変化する原材料で、パーキンソン病の特効薬です。

このLドーパはムクナ豆にたくさん含まれていますので、ムクナ豆を食べればドーパミンを補ってくれ、こわばった体が動かせるようになります。

しかし、投薬治療中にムクナ豆を多く取り過ぎるとレボドバの効果が強くなりすぎるので注意が必要だと言われています。ただ摂りすぎてはいけないだけです。

むずむず脚症候群

実は筆者も小学生の頃から発症していて、10代の頃は上手く言葉にできず実態を知りませんでした。私のような子も少なくないと思います…😢名前こそ面白いですが、本当に厄介な症状なんです。

むずむず脚症候群とは、脚に「むずむずする」などの不快感が起こる病気。あしの中を虫がはうような感覚があったり、あしのほてりやかゆみ、痛みなどの症状があらわれます。特に「あしの中がかゆい」感覚が特徴的です。

筆者の場合、腕にもその症状が現れとても苦痛でした。これらの不快感があらわれると、じっとしていられなくなります。これは、あしを動かしたり、軽くたたいたり、あしの不快感よりも強い刺激を与えることで、症状を感じにくくなるためです。またこの症状は夕方から夜間にかけてしか発症しません。そのため不眠症に悩まされている方も多いのです。


実は、むずむず脚症候群の原因はまだ明らかにはなっていません。有力な説としてドーパミンの機能障害と鉄分の欠如が原因と考えられています。
ドーパミンは、さまざまな運動機能を潤滑にする働きをします。また鉄はドパミンを作る過程で欠かすことのできない物質。その鉄の不足によりドーパミンがうまく合成されないことで症状を引き起こすのでは、と考えられています。

筆者は貧血になりがち(鉄分不足)でしたので、この説は納得でした

現在知られているなかで、最もLドーパを含んでいるムクナ豆が、この症状を改善してくれます。

他にも、直感力がついてきたり、糖尿病の人だと血糖値が下がったり、眠りやすくなったりするようです。

統合失調症の方が、ムクナ豆を取るようになってから錠剤なしで眠れるようになったという記事もみつけました。


本当にすぐに効果を実感しているところが凄いです!

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ムクナ豆の摂取方法

「ムクナ豆」は必ず加熱して食べます。決して生や半生で食べてはいけません。
また、一度に多く食べてはいけません。1粒(約1g)に含まれるL-ドーパは40mgほどもあるため、
大量に食べるとドーパミンが出すぎて精神の異常や下痢などを起こすことがあります。
1日3回、1回に3粒程度が食べる目安です。ご自身の体調に合わせて適量をお決めください。

引用元:ログキャビン彩

今回は使いやすいムクナパウダーを例におすすめの摂取法を紹介します。ムクナパウダーは豆を煎って粉末状にしたものです

筆者が使用しているムクナパウダー

おすすめレシピ

1.ムクナグラノーラ・ムクナオートミール

グラノーラやオートミールにムクナパウダーをスプーンすり切り1杯(3g程度)混ぜて

2.ムクナはちみつトースト

はちみつをかけたトーストにムクナパウダーをスプーンすり切り1杯(3g程度)を振りかけて

3.ムクナヨーグルト
いつものヨーグルトに、ムクナパウダーをスプーンすり切り1杯(3g程度)加えて

筆者のおすすめはコーヒーです。同じ豆だからかコーヒーに入れるとすごく飲みやすくなります。ただ、コーヒーの味を損なって勿体無いので、ムクナの味が苦手or1日何杯か飲む方のみ。笑

他にも煮豆バージョンもオススメです✨

ムクナ豆は少しクセのある後味が特徴ですが、きな粉を濃くしたような味なので結構おいしいですよ😌

他にも、ムクナパウダーを使ってパウンドケーキを作っている方もいらっしゃいました。筆者も今度挑戦してみようと思います、上手くできたらレシピご紹介しますね^^

1日の摂取量の目安

ムクナパウダーの効果は絶大なのでたくさん摂取したくなりますが、スプーンすり切り1杯(3g程度)を1日3回までが限度です。

特に持病があり医師から薬を処方されている方は、必ず医師に相談してください。何でも摂りすぎると逆に体に毒です…!

いかがでしたか?こんなに素晴らしいムクナ豆の魅力、これからたくさんの人に知ってもらいたいです。ムクナ豆の効果がすごすぎて、自分で種買って育てるという人も、ちらほら現れています。
身体は嘘をつかないし、身体が整えば心も整います。

健康に、長生きしましょう✨

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